Shelby Flint
Angel On My Shoulder 1961 " Shelby Flint " Valiant LPS-401/LP |
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天使が肩に降りてきて、そっと耳うちします。
" Quiet Girl, Shelby Flint " Shelby の美しいソプラノはまるでどこまでも透明に澄んだ湖の様。 |
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麗しの Shelby Flint |
特筆すべきは「I Will Love You」という曲を The Cascades のプロデュースや自ら Barry & the Tamerlanes というボーカルグループで活躍していた Barry Devorzon と共作しています。聴いてみたら Robin Ward が自身のアルバムの中で取り上げていた僕の大好きな曲でびっくり!(こちらのクレジットは Barry Devorzon 単独)。アレンジャーには Barry Devorzon の盟友、 Perry Botkin Jr. が全曲担当。非常にシンプルなアレンジで、Shelby の声を引立たせています。
Shelby は Valiant に3枚程アルバムを残し、その後はスタジオ・ミュージシャンとなりコーラス、キーボード奏者として幅広く活動したようです。Michel Legrand が手掛けたサウンドトラック『Breezy』や Rod Mckuen が手掛けたサウンドトラック『The Borrowers』などで彼女の素敵な声を聴くことができます。そして80年代に入っても、 Livingston Taylor、ジャズの Chick Corea や Tim Weston のアルバム等で彼女の名前がを見つけることができます。 元祖ウィスパーヴォイス、Shelby Flint はこれからも永遠に僕の心に住み続けることでしょう。 (富田英伸) |