2003/04/06 Sunday Song Book「棚からひとつかみ(春向き)」 山下達郎/アトムの子 1991『Artisan』 The Association/Windy 1967 *1 Paul Williams/Mornin' I'll Be Movin' On 1970『Someday Man』*2 Alzo/Don't Ask Me Why 1971『Looking For You』*3 Bobby Bland/Ain't No Love In The Heart Of The City 1974『Dreamer』*4 黒木真由美/北極回り 1975『12のらくがき』*5 ザ・キングトーンズ&マリエ/Touch Me Lightly 1978『Resurrect』*6 *1 The Associationの代表曲にして全米ナンバーワンヒット(1967年6月に4週間)。 達郎氏の中学時代の思い出の1曲とのこと。 *2 Repriseからの1stソロアルバム。2月26日に紙ジャケ仕様リマスターCDが発売 された。作曲はRoger Nichols。 *3 NY出身のシンガーソングライター。本名はAlzo Fronte。Ampexからの1stアル バム。 → http://www.circustown.net/ct/book/19990815/alzo.html *4 Bobby "Blue" Brand。全米9位。Dunhillレーベル。Steve Barriのプロデュー ス。アレンジはMichael Omartian。リズム隊はRhythm HeritageのEd Greene (ds)とWilton Felder(b)。 Larry Carlton(g), Ben Benay(g), Dean Parks (g)。 *5 キングレコードのアイドル歌手の1stアルバム。今回アルバム初CD化。先週かけ たものは実は(他人に書いた曲として)2曲目で、こちらが最初。演奏メンバーは シュガー・ベイブ(上原裕(ds),寺尾次郎(b),村松邦男(g))+矢野顕子(kb)。コ ーラスもシュガー・ベイブ(山下達郎,大貫妙子,村松邦男)。ストリングスアレ ンジは矢野誠。作詞は喜多條修(「恋人と呼ばれて」も同様)。 *6 これもVivid Soundより初CD化。山下達郎提供曲で後にセルフカバー。編曲は 梅垣達志。 内容 ・近況 「レコーディング等々で忙しくしている。本日の放送から神戸のKiss-FMが加わっ て全国38局ネットになりました。」 「本日は21回目の結婚記念日。女房とメシでも食いに行きます」 ・アトムの子 「2003年4月7日は鉄腕アトムの誕生日。まさかその前日にこうしてコメントして いるとは夢にも思わなかった。大きな喜び。不思議な感慨とともに、かけたいと 思います。」 ・Paul Williams 「1940年生まれなので私より一回り以上年上。弟のMentor Williamsと1967年に Holy Mackereltというグループ(Repriseレーベル)を作りましたが鳴かず飛ばず。 1970年にソロになり、その1stアルバムが『Someday Man』。作曲をしているの がRoger Nicholsで、Nichols/Williamsのコンビで「Rainy Days And Mondays」 など沢山のヒット曲を作った。そのとっかかりの時代の名盤。」 ・Alzo「Don't Ask Me Why」 「この番組で何回かかけている大好きな1曲。Alzo Fronteという12弦ギターを 弾きながら歌うSinger Song Writerの名作アルバム『Looking For You』が、 このたびようやく近日世界初CD化されることに決定しました。CD化されたときに また詳しい話をしたいと思います。日本はおろかアメリカでも全く無名でしたが、 私たちの仲間内では70年代初期のこのアルバムは超カルトな一枚だった。」 # 未確認情報では、正式なリリースは確定していないらしいです。 ・キングトーンズ『Ressurect』 「初CD化。3曲提供したが、うち2曲をセルフカバーして自分のステージでもやり まくっている。1曲は「Let's Dance Baby」でもう1曲は「Touch Me Lightly」。 正式クレジットはキングトーンズ&マリエで、マリエさんという女性が参加して いる。今回のCDはリードボーカルの内田(正人)さんのインタビューが載っていて 興味深い。僕は内田さんの声が昔から好きで、彼の裏声を生かすべく作った曲が 「Touch Me Lightly」。」 今後の予定 ・4/13は「ブリティッシュ・ロックで棚からひとつかみ」 ・4月に入るとリクエスト特集、わがままリクエストなど。