2013.12.31 | ||
夢で逢えたら
薬師丸ひろ子 時の扉 (2013) |
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大滝詠一さん。
歌手として、プロデューサーとして、作曲家として、ラジオDJとして・・・、大好きでした。多羅尾伴内だとまだ足らないな。
大好きどころか、その存在は自分の考え方そのものに影響を与えていました。
自分にとって大滝さんは、大きな謎をかけ続けてくれる存在でした。最初はロングバケイションがこんなにいいのはどうしてなのかというものでした。続けてそれは、ポピュラーミュージックがいいのはどうしてなのかというものと同じことがわかりました。この謎かけは、最終的には自分が好きなものがこんなに好きなのはどうしてなのか?ということに帰着しました。自分の興味を信じること、その興味を研究することのアプローチという点において絶大な影響を受けてきたのです。
NHK-FM でオンエアされている『大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝』の続きを聴けないことがまだ信じられません。アメリカンポップス伝は、ついに僕たちに謎解きしてもらえる機会が与えられた放送だったのに。
大滝さんに会いたかった。会って話を聞きたかった。いつか逢えると勝手に信じていました。急に呼び出されるとか、何かの会場でばったりであうとか、それこそ妄想していました。
あなたは わたしから
遠く離れているけど
逢いたくなったら
まぶたをとじるの
夕方のラジオで萩原健太さんが、大滝さんの「詠み人知らずが理想」というエピソードを紹介されていました。大滝さんの活動はまったくその通りで、私も普通に2013年の薬師丸ひろ子バージョンの「夢で逢えたら」を楽しんでいました。しかし大滝さんの活動に影響を受ければ受けるほど、私の興味はむしろ大滝さんそのもの、思想家、研究家、大瀧詠一に向かっていきました。
大滝さんからもらった謎を、ずっと解いていこう。