2016.05.04 | ||
A House Of Gold
Kenny Rankin The Kenny Rankin Album (1977) |
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ゴールデンウィークはどこへも行けないので、SSB2016年5月1日SSBは「"ゴールド"特集」で楽しんでいます。僕からも "ゴールド" で1曲。
A House Of Gold(Hank Williams) / Kenny Rankin (1977)
ジェントルな声と繊細なギター、そして途中からギターに絡んでくる美しいストリングスの調べ。心に染みてきて、今日の忙しかったこともすっかり忘れてしまいそうです。Hank Williams のカントリー・ナンバーを完膚なきまで、美しく自分の世界にしてしまっています。
1977年リリースのアルバム『The Kenny Rankin Album』に収録されていた曲。プロデュースは We Five 出身の Michael Stewart。ストリングス・アレンジャーの重鎮、Don Conta を迎えての録音。この Don Costa の流麗なストリングスが Kenny Rankin のハイトーンな声を効果的に引き立てています。
Kenny Rankin は非常に長いキャリアを持ったミュージシャン。デビュー・アルバムとなった『Mind Dusters』(1967年)以前にも、ニューヨーク周辺のスタジオ活動してしていたといわれています。その頃の音源をちょっと聴いてみたいと思います。
Soft Guitar(K.Rankin-Y.Rankin)/ Kenny Rankin (1963)
Knowing I Won't Go Back There(Dion) / Kenny Rankin (1965)
"Soft Guitar"、後にアルバム『Family 』で取り上げられる曲ですが、これは1963年Columbia Records での録音。声が若いですね。ほんと透明感ある歌声。プロデュースに当たったのは、Dion。続いて登場する曲、"Knowing I Won't Go Back There" はその Dion が書いた曲です。
Kenny Rankin さん、惜しくも2009年に亡くなってしまいました。
Kenny Rankin はライブ・パフォーマンスも優れていました。来日の際のライブで比類なき彼の世界に思わずひき込まれたことをよく覚えています。
その2002年ブルーノート・ジャパンのライブが残っていました。特に人気のあったこの曲を。在りしの Kenny Rankin さんを偲んで。
Haven't We Met(Kenny Rankin-Ruth Batchelor)/ Kenny Rankin (2002- Blue Note Tokyo Live ,Japan)