達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

1997/07/27 Sunday Song Book「Surfin'/Hot Rod/エレキインスト/Summer Sound etc特集」



山下達郎/Magic Ways 1984『Big Wave』
T-Bones/Shippin' And Chippin' 1966
The Rip Chords/Hey Little Cobra 1964
Al Casey/Surfin' Hootenanny 1963
Jill Gibson/It's As Easy As 1,2,3 1964
Jimmy Burton/Love Lost 196? *1
The Beach Boys/I Just Wasn't Made For These Times 1966『Pet Sounds』*2
山下達郎/夏の陽 1976『Circus Town』

*1 James Burtonが1960年代中期(正確な年代は不明)にインディーズから出し
たSingleとのこと。
*2 いつ出るのかわからないStereo Version。

#今回のスペリングは結構自信ないです。

トピックス(というものなのかどうか)

・Q:大瀧詠一氏の「楽しい夜更し」に似た曲を聞いたことがあるが、何でしょ
う?
A:New OrleansのR&B Singer,Ernie K-Doeの「Mother-in-law」。
(1961年のヒット曲。New Orleans音楽のファンにはお馴染みの曲)
こういうのはやっている側も聞いている側も知っているので、パクリとは
言わない。一種の批評のようなもの。

・Q:「Surfin' Hootenanny」のギター間奏では、Dick Dale→Ventures→Duane
Eddyの順で曲のサワリを演奏しているが、Venturesの部分はなんて曲なの
かわからない。何でしょう?
A:よく考えたら知らなかった。そこで萩原健太さんらSurfin'/Hot Rodの専
門家等、関係各位に尋ねてみたところ、誰も知らなかった。そこで現時点
での結論は「こんな曲はない」というもの。おそらく演奏スタイルだけ模
倣したのだろう。

・Q:番組中でCMの内容に反応したりしているが、CMも聞きながら放送している
んですか?
A:放送は収録だが、生きた番組を作りを心がけているので、曲やCMも頭から
一緒に録音している。よって曲もCMもちゃんと聞いている。
じゃあ生でやっても同じだと言われるかもしれないが、生放送だととても
恐くてできない。

・Q:『Pet Sounds』のStereo Versionはどうして作られたのでしょう。Stereo
があってそこからモノラルに作り直したのでしょうか。
A:当時のマルチトラック録音はおそらく4トラックなので、演奏、ソロ、歌、
コーラスが1トラックずつ。モノラルとの違いはそれらがセパレートされ
ているかどうかの違いだけなので、元の4トラックがあれば比較的簡単に
Stereo Versionを作ることは可能。

今後の予定ですが
・「History of Japanaese Rock」は秋口にする。(結構大変なので)
・ 8月は結局恒例の「納涼リクエスト月間」
・ 合間に竹内まりやをゲストに迎えて、「納涼対談」もやる予定。
・「高音/低音ボーカル特殊」なんてのも考えている。
・「地名特集」もいい。



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