達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

1998/12/27 Sunday Song Book「年忘れ夫婦対談 Part 2(ゲスト:竹内まりや)」



竹内まりや/Winter Lovers 1998/11/18 Single c/w「カムフラージュ」
竹内まりや/悲しき片思い Orig.弘田三枝子 1961 *1,2
竹内まりや/ボーイ・ハント Orig.西田佐知子 1961 *1,3
竹内まりや/家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム) 1992『Quiet Life』
センチメンタル・シティ・ロマンス&竹内まりや/Southbound Train(LIVE) 1998 *4
竹内まりや/純愛ラプソディ 1994 Single *5
山下達郎&竹内まりや/Let It Be Me Orig.1960 The Everly Brothers *6

*1 訳詞、漣健児。
*2 外国製作のカラオケに歌を乗せたもので、ガイドメロディー無し。
原曲はHelen Shapiro「You Don't Know」。
*3 中古盤のオールディーズのカラオケに歌を乗せたもの。
原曲はConnie Francis「Where The Boys Are」, written by Neil Sedaka.
弘田三枝子バージョンやConnie Francisの日本語バージョンもある。
*4 センチの結成25周年ライブより。(8月にも1回かかった)
1998/7/27 渋谷On Air East、まりやさんはハーモニカを吹いている。
Originalは『Graham Nash/David Crosby』(1972)
*5 達郎氏本人は気に入っているアレンジとのこと。アナログ・シンセを使用。
*6 山下家ホームレコーディング。昨年末にかけたのと同じ。

内容の一部
・ツアー。27(日)28(月)の中野サンプラザで年内は終了。32本を演り、2/3を
消化。来年は名古屋からスタート。

・「ボーイ・ハント」に関連して
ま:(Connie Francisのような)ああいう声の歌手って今の時代、どうしてい
ないのでしょうね。
達:Celine Dionなんかは同じ系統でしょ?フレージングが違うだけで。
ま:ああ、まあ曲の感じが違うからね。
達:同じ様に歌わせれば、と思うよ。k.d.langとかカントリー系はそういう
歌い方ができるんじゃないかな。
ま:そうだね、カントリー系はありうるね。

・Q:まりやさんから見て達郎さんのここが凄いと思うことは?できれば知ら
れていないことで。
ま:知られていることだと、この年でよくあの声が出るな、と。コンサート
とか見てると感心する。どこから声が出てるんですか?
達:自分でもわかりません。
ま:20代の頃より出ているよね。煙草をやめたせいもあるだろうけど。
達:少なくとも10年前よりは出てます。
ま:知られていないことだと、育児に一番追われている時に、朝起きたら洗
濯物がきちんとたたんであって、あれには感激した。
達:なんかぐしゃっとなっていると、いやじゃない?
ま:あの頃は睡眠不足でおむつとかちらかして寝てましたからね。
達:えへん。
ま:ええ話や(笑)。

・Q:まりやさんのアルバムはいつごろできるのでしょう?
ま:99年中に出したいと思いますが、これはプロデューサーに聞かないと
わかりません。いつにしましょうか?
達:知りませんよ(笑)。あなたの曲の出来具合によるじゃありませんか。
まあ、秋でしょうね。
ま:まあ、その前にシングルをやると思うので。気長に待って下さい。
達:「ニューアルバムは達郎さんの様に収録時間一杯に入れて下さい」
という葉書も来てます。
ま:7年ぶりだからたっぷり入れないといけませんね。
達:曲は書いているんですか?
ま:ひそかに書いています。シャンプーしながら(笑)。
達:わけわかんない(笑)。

・「カムフラージュ」のビデオクリップについて
撮影は朝霧高原(上九一色村の近く)。提案したのは半田やすしさん(カメラマン)。
#↑字がわかりません
(CDジャケットは石川さんという人のアート・ディレクションの方)
ビデオ・クリップはフルサイズがあり、8分。スペースシャワーTVなどで
見る事ができるでしょう。「Winter Lovers」のクリップも製作中、
12/20以降には出るとのこと。

・『On The Street Corner 3』について
達:まりやさんのアルバムが出来たら、取り掛かりたい。本当はツアーが終っ
たら素材をやろうと思っている。ツアーで声が出てるから今のしゃべっ
ている声もバリトンで出ている。選曲がちょっと大変だけど。再来年には
アルバムも。
ま:まあ、言うだけ只だから言っておこうぜ(笑)。

・「カムフラージュ」プロモグッズプレゼント当選者発表。

今後の予定ですが
・99/1/3,10は新春恒例、大滝詠一さんを迎えての「新春放談」
・99/1/17から「History Of Japanese Rock」再開。



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