達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

2001/08/12 Sunday Song Book「納涼夫婦放談 Guest : 竹内まりや」



竹内まりや/毎日がスペシャル(トロピカル・ストレート・リミックス)
2001/9/12発売予定 single c/w『毎日がスペシャル』*1
竹内まりや/September 1979 single       
*2
竹内まりや/アップル・パップル・プリンセス 1981 single c/w 『Natalie』
    
       *3
竹内まりや/すてきなホリデイ 2001『Bon Appetit!』
竹内まりや/Can't Buy Me Love 2001    *4
竹内まりや/Broken Hearted Me 2001    *5
山下達郎/さよなら夏の日 1991『Artisan』

*1『 Bon Appetit!』からのシングルカット。普通のミックスのほか、
トロピカル・ストレート・リミックス、ギター・インストゥルメンタル、
オリジナル・カラオケの構成。達郎氏の手によるリミックス。本邦初
  On Air。

*2 リマスターされた「いい音」でした。

*3 NHK「みんなのうた」のために書かれた曲。作曲は加瀬邦彦、大村憲司編
曲。

*4 原曲はBeatles。アメリカで買ってきたカラオケを使用。

*5 Anne Murrayの1979のヒット曲。*1と同様、アメリカのCDカラオケ
  シリーズを使用。原曲のプロデューサはJim Ed Norman。
「You Needed Me 」などを手がけた。


<近況>
達「今年の夏はよく働きましたですね」
ま「はい」
達「なかなかですね」
ま「ごほうび、ちょうだい」
達「何言ってる(笑) 放送で言うなよ。応対ができなくなる(笑)」


・新潟日報(新潟県の地方紙)の一週間分のラジオ欄に
 「サンデーソングブック山下達郎・竹内まりや夫婦(めおと)
 DJスペシャル」と記載されているとのリスナーからの報告を受けて:

達「誰がそんなこと言ったよ!」
ま「でもそういう感じだよね」
達「だって、AMでこのぐらいの年齢の人たちがDJやったら、もっといなたい感
じで
  全然OKですよ」
ま「えー?あたし、いなたいと思うけど」
達「あっそう(笑)すんません」
ま「普段のSSBは大いに洗練されてると思うけど、あたしが登場するととたん

  すげーいなたい感じに」
達「それはあるかもしんない」

Q.「小学館発行の『ザ・ミュージック』79年1月号という雑誌に載っている、
  短パンいっちょで、あぐらをかいて花札をしている人は本当にまりやさん
  なのでしょうか」
A.
ま「あたしでーす」
達「『ダーツの矢を持って、カメラ目線でポーズをとっているのはまりやさん
なので
  しょうか』」
ま「あたしだよーん」
ま「これはね、よーく覚えてる。忘れもしない。デビュー直前か直後で」
達「ま、叩けば埃が出る体でございましてですね」
ま「これがあったから休養したのよ(笑)」
達「芸能人運動会とかな。RCAってけっこうみんな運動神経よかったよな。
  悪いのはオレだけ(笑)」
ま「ま、若気の至りということで、ボナペティ買ってくれい(笑)」

Q.「7月29日のデイリースポーツの記事に、『達郎さんは巨人ファン、まりや
さんは
  徹底したアンチ巨人。1点1000円のカケをやるらしい。どちらかが海外に
いるときは
  電話で勝敗を確認する』とありましたが、これは本当ですか」

A.「全くのウソ。うちは野球は観ません。どっかの夫婦とまちがえてるのでは
?」

Q.「学生時代の軽音楽サークルでの一番の思い出、そのころ一番好きだった曲
は?」

A.
ま「コンテストに出て、杉真理さんたちと賞をもらったことが一番思い出に
残ってます。
  Eric Kazの『Love Has No Pride』と、J.D.Southerの『Run Like a
Thief』が
  お気に入りでよく歌ってました。」
達「聞いたことない」
ま「今度かけてね」
達「ウェストコーストに弱い僕」
ま「Bonnie Raittがカバーした『Love Has No Pride』も歌ってました」

Q.まりやさんがゲストで番組に来たときには、お帰りは二人ご一緒なので
すか?

A.達「あたりまぇだろ」
ま「当たり前だよね。別々な夫婦もいるのかなぁ」

Q.曲をかけている間、お二人は何をしているのですか?おしゃべり?今晩
のメニューなど?

A.ま「しゃべったり、茶ぁ飲んだりしてま−す」
達「んなこと聞いてどうすんだよ」
ま「(笑)」

Q.最近まりやさんは番組でダジャレをおっしゃらなくなってしまいました
が、達郎さんに禁止令を出されているのでしょうか?それとも敢えて言
わないようにしているのでしょうか?

A.ま「別に禁止されているわけではないんだけど、話す隙を与えてくれな
いんですよ、なかなかね」
達「最近は業務連絡が多いんで、新譜出した、インフォメーションしな
きゃなんない、プレゼントやんなきゃなんない、そういうね...」
ま「けど、家では最近達郎のほうがダジャレ言ってますね」
達「そんなこといいだちょうこ(飯田蝶子)、とか」
ま「そんなことありまいねこ(有馬稲子)」
達「古すぎる!(笑)」
ま「そんなことはよしながさゆり(吉永小百合)ぃ(笑)」
達「トゥー・オールド(笑)」

Q.まりやさんの曲がいろいろなところで耳にすることが多いのですが、ご
自分の曲が流れるのはどんな気持ちなのでしょうか?やはりドキドキし
たりするのですか?また、達郎さんの曲が流れてきたときはどうですか?

A.ま「達郎の曲がかかったときにはうれしいんだけど、自分の曲がかかると
ああ、あそこがフラットしたなぁとかねぇ、あそこはも少しああすれ
ばよかったなとか。そんなこと考えることはない?」
達「誰でもそうでしょう」
ま「そうだよね。何か気になってね」
達「Suger Babeのときパチンコ屋でDown Town かかると、途端に出なく
なるんだよね」
ま「あーそうなんだ(笑)」
達「自分のアルバム出た時には、絶対近寄らないね、レコード屋には」
ま「わかるなあ、それ」

・達郎氏の今後のスケジュール

秋は、旧RCA(現BMG)の7W(Circus Town、Spacy、It's A Poppin' Time、
Go Ahead、Moonglow、Ride On Time、For You)のリマスタと、ボーナス
トラックについて現在作業中。

達「結構いい音です。ボーナストラックも『Every Night 』とかいろいろ入
りますから」
ま「あと、お蔵入りのアレやって、『言えなかった言葉を』」
達「アレ今探してんだけどね、マスタがどっか行っちゃってんだよね」
ま「ア〜レ好きなんだぁ」
達「でも、歌がものすごく情けなくってダメなんだけど、ま、たくさん
結構入ります、ボーナストラックが」
ま「お楽しみにね。その後ツアーもやるんだよね」
達「来年の2月から、RCA Air Years Special Tourでございましてです
ね、」
ま「いいね〜」
達「女房の終ったら、次はオレだ」
ま「うん がんばってよ」
達「何だか良くわかんねぇ」

・4週ぶち抜きの最後に

達「これから竹内まりやさんは如何なされるのでしょうか」
ま「これから、また普通の日常へと戻っていく私です」
達「それでは、また日常へと戻って当分の間皆さんとはお別れなので、
ひとつ番組を聞いているリスナの皆さんに」
ま「本当に、皆さんのおかげで『Bon Appetit!』出せました。ありがとう
ございます。また次のアルバムを目指してですねコツコツと曲を書き
つづけたいと思いますので、よろしくお願いします」
達「まぁ、次はそんなに長くなんないでしょう」
ま「プロデューサ次第ですから」
達「割と順調になってきましたからね。毎年一枚出してんじゃん、だっ
て」
ま「ホントだよねぇ」
達「立派なもんですよ。だからこの次が何年、ぐらいでしょ」
ま「この次の、達郎のオリジナルアルバムが何年かかるかによって...」
達「目標、来年なんだけどね」
ま「あ、そうなの。やったね」
達「目標!」
ま「がんばれぇ〜、うふふ」
達「がんばりまーす」


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