C'est La Vie
The Blue Stars of France
1956/2000 " Jazz In Paris/Pardon My English " Gatanes 013 035-2/CD





 クリスマスの時ぐらいちょっとシャレてフレンチジャズなど、かけてみましょう。 The Blue Stars は、1950年代中期にアメリカの女性ピアニスト・ボーカリスト、Blossom Dearie がパリに滞在したことをきっかけに結成されたフランスのジャズボーカル・グループ。 彼らの2枚目のアルバム、『Pardon My English』に加え、当時フレンチ・ジャズ界のドンと言われた、Eddie Barclay の元で吹込んだシングルが収録されています。
 The Blue Stars が結成された当初は、Blossom Dearie を中心に Michel Legrand の姉、美しいソプラノの Christine Legrand も参加、全員で8名のグループ。 若き Michel Legrand もアレンジで関わっているようです。 Blossom Dearie が帰国後に収録された2枚目のアルバム『Pardon My English』では、6人編成になり、メンバーは後に技巧派コーラスグループ、Les Double Six を結成する、 Mimi Perrin が中心となって録音したようです。 フランス語で歌われるジャズってなかなか素敵なんです。


(富田英伸)


Christmas Time Is Here
Vince Guaraldi
1965/1992 " A Charlie Brown Christmas " Fantasy FCD-8431-2/CD
 12月に入ると、またあのピーナッツギャング達がレコードから飛び出して部屋の中を駆け巡ります。もう〜、子どもは外で遊びなさ〜い。
 このレコードは、Charles Schultz のチャーリー・ブラウン・シリーズのクリスマスのテレビスペシャル番組用に、ウェストコーストジャズ・ピアニスト、Vince Guaraldi が制作したアルバム。Vince Guaraldi が書き下ろした素敵な曲と優しいピアノの調べが心の暖炉に火をともしてくれます。 特にこの「Christmas Time Is Here」はインストバージョンとボーカルバージョンがあって、特にボーカルバージョンでは子供たちの合唱がとってもカワイイのです。 「Christmas is Coming」というナンバーも、クリスマスがやって来るワクワクした気持ちをよく表現しています。
 このテレビ番組は日本でもNHKテレビで放映され、チャーリー・ブラウンの声に谷啓さん、ルーシーの声にうつみみどりさん、といったように大人が声をアテてたんです。これがなかなか楽しくてテレビに釘付けになったことを思い出します。

(富田英伸)
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