2012.07.08
海底軍艦
伊福部昭

(1963)

レイ・ブラッドベリつながりでちょっと続けます。
(また音楽じゃなくてゴメンよ〜)

一部から「お前、勝手に怪獣博士を名乗るな〜!」
とお叱りを受けたので、ここで訂正しておきます。

はい、まったくその通りで、日本で「怪獣博士」の称号を持っている人はこの人だけです。

〔OH〕こと大伴昌司さん。

レイ・ブラッドベリ、レイ・ハリーハウゼン、そして円谷英二さんの関係を教えてくれたのも大伴昌司さんでした。
(大伴昌司が作った「怪獣系統図」参照(下図))
その大伴昌司さんの企画展がちょうど現在、開催されています。

「奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解展」弥生美術館(東京都文京区)にて2012年7月6日(金)より開催!

実際観に行ってたくさんの「怪獣断面図解」に体中が震えました!
興味ありましたら是非。

子どもの時も少年マガジンの巻頭グラビアに「この怪獣は胃が4つあって、1つは飲み込んだマグマをエネルギーに変える胃...」とか書いてあって、「怪獣の中はほんとは胃なんかなくて"人"が入っているんじゃん!」とわかっていながらも、凄い説得力で見入っていました。

大伴さんが書いた「怪獣画報」は皇太子殿下が初めておこずかいで買った本で当時有名になりました。

普通は皇太子殿下のように読み終わって、
「あ〜、面白かった!さあ、勉強しよう。」
となるんですが、僕はずっ〜と「怪獣断面図解」が頭から離れませんでした。
その時ですね、"普通の道"をすっかりハズしてしまったのは

中学の頃、それもやっと薄れてきて、"普通の道"に戻れそうだったんですが、"あの人"がやっている音楽番組に出会ってしまいます。
それからずっ〜と「オタク道」という迷路を、ぐるぐるぐるぐる、回り続けることになってしまいました。

"あの人"とはみなさんご存知の今も日曜のまっ昼間、1000回以上喋りまくっている"あの人"。
ほんとはすごく罪な人なんだよ〜。
間口の広さ、凄まじい深い知識力、系統立てることが得意など、ある意味「大伴昌司的」だと思います。

今回(2012年7月8日放送)は特に凄かった〜。
聴取者、ほとんど置いてけぼり。


今日のBGM:伊福部昭「海底軍艦 」(1963)

これ聴くと気合い、入るよ。




(富田英伸)




Copyright (c) circustown.net