2012.07.27 | ||
One More Step To Take
Delegation Eau de Vie (1979) |
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もうまもなくロンドン・オリンピックが開幕しますね。
それにしても今回のオリンピックは今一つ盛り上がりに欠けている気がしません?ここにきてテレビや新聞もオリンピック特集を組んだりしていますが、つい最近まであんまり話題にも上がっていなかったような気がします。
時差もあるしヨーロッパはやっぱり遠いのかなあ。前回北京の時の方がいろんな意味で話題も多かったような気がします。
日本選手団の下馬評がそんなに高くないこともあるのかもしれません。
それでもやはりそこは4年に一度の一大イベント。見どころもたくさんありそうです。最近は暗い話題ばかりが多いからこれからの2週間、寝不足覚悟で純粋にスポーツの感動に浸ってみたいと思っています。
日本にとっては初めて参加したストックホルム大会から100年となる節目の大会。
まずは体操の内村君。プレッシャーを感じたことがないというそのメンタリティはどうやって育まれたのか・・・。どういう演技を見せてくれるのか。
どの国も成し遂げていないワールドカップに続く2冠を目指す、なでしこジャパン。
北島康介選手、吉田沙保里選手の三大会連続の金メダルはあるのか。
マイケル・フェルプスはメダルホルダーの記録を塗り替えるのか、ウサイン・ボルトは世界陸上の雪辱を果たすのか・・・。
さて楽しいロンドン、愉快なロンドン、イギリス。せっかくですからイギリスものでいってみようかな。かなりイージーだけど(笑)。
70年代から80年代にかけてUKソウル・シーンで数々のヒットを放ったプロデューサーのKen Gold。
彼がプロデュースしたBilly Oceanの『Nights』は当時よく聴きました。懐かしいなあ。Billy Oceanはこの数年後に「Caribbean Queen」でブレイクします。
それから、「Rainin' Through My Sunshine」のヒットで有名なReal Thingも彼が手がけています。山下達郎ファンにはお馴染みですね。
このDelegationのアルバムは彼らの2枚目の作品。Ken Goldのプロデュース・ワークは奇をてらったところがなくて安心して聴けます。
ノーザン・ソウル・マナーに忠実ながらも、エッセンスの取り込み方がいぶし銀で渋くて、決して行きすぎないところがいかにもイギリス人らしいところです。
こんな感じで屈託なく過ごしながら開会式を待つことにしたいと思います。
開会式にはどんなサプライズが待っているのでしょうね。
今日の1曲