2012.08.20 | ||
Disney Girls
アン・サリー Day Dream (2003) |
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ビーチ・ボーイズのライブの余韻が全身に満タンのまま、19日、畠山美由紀とアン・サリーの「ふたりのルーツ・ショー vol.2」を観てきました。
昨年に続いて2回目の開催で、ふたりが歌いたかった曲を歌う、という企画自体とてもシンプルな、でもギター、クラリネット、アコーディオンという編成でそれをやってしまう凄いライブ。これはひとえにアレンジもなさる笹子重治さんの力量に負うものと思います。「Paint it Black」まで出来ちゃうんだもの、凄い。
畠山美由紀さんとアン・サリーさんは、最近とりわけ好きで、よく聴いています。それぞれに独特の特長ある歌声を持っていて、どちらも心の深いところにじわっと届きます。このお二人は年齢もデビューの年も同じで、仲も良いということで、デュエットすると声質は違うのにフィットするんですよ。
今回、アンさんが「Disney Girls」を歌いました。大好きで大好きで、でもライブでは聴いたことがなくて、初めての生歌に涙が出そうになりました。そしてこの曲はThe Beach Boysの曲。ブルース・ジョンストンの書いた名曲。
ビーチ・ボーイズのライブについて、少しだけ。
ただただ良かったです! 観ることが出来て幸せでした! そして、この幸せな気持ちは全く醒めず、あれからずっとビーチ・ボーイズを聴いています。
レココレ増刊「ザ・ビーチ・ボーイズ・ディスク・ガイド」の17ページで達郎さんが「ビーチ・ボーイズはみんなで守っていくべきものなんです」と言っている意味が、ライブを観てすごく良く分かった気がしました。リマスター盤、全部買おう。WOWOWに入ってライブも観よう。今までどうして触手が伸びなかったのか自分でも不可解だけど、愉しみが増えて嬉しいです。
話を戻します。今回の「ふたりのルーツ・ショー」で、一番印象に残ったのは「君をのせて」。アンさんが歌いました。
こないだEPOさんで聴いたばかりなのに続けて、それもわたしが好きな歌い手さんが! この曲、来てる??
良い曲は誰かがきちんと歌い継いで行くんですね。アンさん、この曲ぜひレコーディングして欲しいです。
美由紀さんの選曲が今回ちょっとマニアックだったかも。来年も第3回があると思いますので、期待しています。
今回のビーチ・ボーイズのツアーで、「DIsney Girls」は数カ所でしか演奏されていないようです。願わくばもう一度来日して、そしてそのときには聴かせてほしい。きっと泣きます。泣かせて下さい。
以下、セットリストです。同行の友人に感謝します。
1. Tennessee Waltz 美由紀&アン
2. Miss Chatelaine 美由紀
3. 輝く月が照らす夜 美由紀
4. All Together Alone アン
5. 君をのせて アン
6. India Song 美由紀
7. 津軽のふるさと 美由紀
8. Like a Virgin 美由紀
9. 何日君再来(いつの日君帰る)アン
10. み空 アン
11. Mother's Spiritual アン
12. Alfie 美由紀
13. The End of the World アン
14. Drip for Smile 美由紀
15. Disney Girls アン
16. The Long Goodbye 美由紀
17. Paint It Black 美由紀
18. Folhas Secas アン
19. 地球の一番はげた場所 アン
20. うつくしい日々 アン
21. A Little Warm Death 美由紀
22. 蘇州夜曲 美由紀&アン
Encore Complain Too Much 美由紀&アン
今日の1曲