2016.07.06 - Songwriter
The Surfer Moon The Surfer Moon
Brian Wilson [Songwriter]

(1963)

Songwriter シリーズ、今回は The Beach Boy の Brian Wilson。

趣向を変えて、たかはしかつみさんの「頼まれていないのにシリーズ」(そんなシリーズありませ〜ん)に便乗して、Brian Wilson ソングライティング・ナンバー5選をやってみました。順不同。


<僕の好きな The Beach Boys 5選>

The Surfer Moon (Brian Wilson) / The Beach Boys (1963)

今回5曲選んでみて、全部、Brian Wilson リード・ボーカルのバラード曲ばっかりになりました。特に若い頃のまだ"ウィーン少年合唱団"的美声に惹かれちゃうんですね。
"The Surfer Moon" は The Beach Boys にしては珍しくストリングスが入っていてこれが心地よいです。元々は男女のデュオ Bob & Sheri に書かれたナンバーですが The Beach Boys の方がやっぱりいい感じ。


Your Summer Dream (Brian Wilson-Bob Norberg) / The Beach Boys (1963)

これを聴くと、日本国内でいいから海の近くに住みたくなります(笑顔)。夏の終わりに聴くとさらに切ない気分になれます。共作している Bob Norberg は先の Bob & Sheri の1人。


Ballad Of Ole' Betsy (Brian Wilson-Roger Christian) / The Beach Boys (1963)

Betsy という名の女の子の人生が見え隠れするちょっと悲しい内容の詩ですが、女の子の名前が付いた曲で悪い曲なしです!最後のところのコーラス、" Four Freshmen "的でとっても好き。


We'll Run Away (Brian Wilson-Gary Usher) / The Beach Boys (1964)

駆け落ち結婚の歌。切ない内容です。それが Brian Wilson の優しい声で癒されるんですね。


Surf's Up (Brian Wilson-Van Dyke Parks) / Paul Dano (2015) / 映画『LOVE & MERCY』(ラブ&マーシー終わらないメロディー)(2015)

遅ればせながら映画『LOVE & MERCY』を観ました。Paul Dano が歌う "Surf's Up"。これ、似てましたね〜。これで Paul Dano に配役決めたんじゃないかと思うくらい。映画『LOVE & MERCY』ですが、存命な方も多い中、この内容でよくOK出たと思います。ネガティブな内容も含み、映画化できるのは現代アメリカの映画界の凄いところだと思います。

昨年、2015年には巷で評判の The Beach Boys カバー・ユニット、The Fendertones が "Surf's Up" を You Tube にアップしました。The Beach Boys に縁のある Bruce Johnston、Mike Love、Jeffrey Foskett 辺りも参加。このユニット、どこかサークル活動的なところがあるのが魅力ですね。

Surf's Up (Brian Wilson-Van Dyke Parks) / The Fendertones (2015)




(富田英伸)




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