2016.09.18
		Jump Aztec Camera Single (1984)

本日のサンソンは「シングルB面で棚つか」でした^曲目。おもしろかったので自分でも。

シングルのB面には思わぬカバーが収録されていることがあり、そのカバー曲がアルバム未収録なことがあるので、聴いてみたくなるもの。今日は Aztec Camera による Van Halen の超有名曲 "Jump" のカバーです。

Aztec Camera は1980年代の半ばから90年代にかけて活躍していた英国のバンドで、ギタリストでリードシンガーの Roddy Frame が率いていました。いわゆるニューウェーブというくくりでしたが、その中で The Smiths、Everything but the Girl などギター中心のバンドがいくつか話題になっていました。

Aztec Camera が1984年にメジャー移籍して最初のシングルが "All I Need Is Everything" でした。軽快でいい曲です。なんとなく George Harrison っぽくて好きでした。そのB面が "Jump" です。当時の Van Halen は飛ぶ鳥を落とす、というかほとんど空を飛んでいる程人気を博していたのでしたが、それを Roddy Frame が巧妙かつ脱力にカバーしてくれました。ばかにしてるのか？みたいな気もしなくもないのですが、至ってまじめです。改めて聴くと、ブリッジの旋律のよさなんてオリジナルでは感じにくいものです。

当時は、渋谷の宇田川町にあったタワーレコードが7インチシングルの輸入に力を入れたので、それを眺めて時々買うのが楽しみでした。もちろん12インチシングルも花盛りで、特にイギリス盤の12インチは、対岸の坂の途中の CISCO に見に行くのが好きでした。


今日のA面　 All I Need is Everything / Aztec Camera
　そのB面　 Jump / Aztec Camera