2018.08.02 - Songwriter | ||
Alice In Wonderland
Neil Sedaka - Songwriter (1963) |
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Songwriterシリーズ、
Neil Sedaka の続きです。
1960年代に入ると、Neil Sedaka 本人がリリースした楽曲が次々とヒットチャートに上がってくるようになります。1961年 "Calendar Girl"、最高位4位。同年、"Little Devil"、最高位4位。同年、"Happy Birthday Sweet Sixteen"、最高位6位。1962年、 "Breaking Up Is Hard To Do"、最高位1位。シンガーとして人気を博しました。
1960年中期になると、イギリスのビートグループの台頭や所属していたAldon Music が西海岸のコロンビア映画社に買収され、Screen Gems-Columbia になったこと等により、ヒットチャートの上位には登場しなくなりました。しかしこの1960年中期の作品には可愛らしいキュートな曲が多く、個人的にも好きな楽曲がたくさんあります。
第2回目は1960年中期辺りの Neil Sedaka 本人がリリースした作品の中でもお気に入りの作品を聴いていきたいと思います。
Alice In Wonderland(Sedaka-Greenfield) / Neil Sedaka(1963)
1963年にリリースした作品。最高位17位を記録。タイトルの通り、とっても可愛らしい1曲。幾重にも織りなすコーラスも素敵です。アレンジは Alan Lorber が担当しています。
Closest Thing To Heaven(Sedaka-Greenfield) / Neil Sedaka(1964)
1964年、Hugo-Luigi プロデュースチームでリリースした作品。冒頭、女性コーラスで始まる夢心地なメロディー。とっても気に入っている1曲です。アレンジは Stan Applebaum が担当。
Sunny(Sedaka-Greenfield) / Neil Sedaka(1964)
1964年にリリースした作品。当時流行った、Four Seasons のようなリズム、クラッピングをうまく使った軽快なナンバー。最高位86位を記録。アレンジは Garry Sherman が担当しました。
She'll Never Be You(Sedaka-Greenfield) / Neil Sedaka(1964)
先の "Sunny" のB面収録曲。Neil Sedaka 本人による多重録音ボーカルで始まる素敵なメロディー。センスいい曲です。これもクラッピングが効いています。アレンジは先と同様、Garry Sherman が担当しています。
Cellophane Disguise(Carole Bayer-Neil Sedaka) / Neil Sedaka(1966)
1966年の作品ですが、当時リリースされなかった作品。1968年に Michael Dees という人が歌って世に出ました。これも爽やかな作品に仕上がっています。詩をまだ駆け出しだった作詞家、後のシンガー、Burt Bacharach と結婚する Carole Bayer Sager が担当しています。
次回に続く