2021.08.22 - Cinema Music Composers | ||
Congo Train
Les Baxter Part4 (1959) |
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Cinema Music Composers シリーズ、
Les Baxter の4回目、最終回です。
Les Baxter は1961年まで、Capitol Records で数多くのアルバムをリリースしました。1960年代以降は比較的小編成のオーケストレーションで、ジャズ寄りのアルバムを GNP Crescendo Records から数枚リリースしていきます。
また、この頃は、フォークグループ、Les Baxter's Balladeers(若き、David Crosby が在籍)、グループ The Forum など若いミュージシャン達のプロデュースも行いました。
Girl Without A Boy(Les Baxter) / Forum(1967)
1960年代の Les Baxter の主な仕事は映画のサウンドドラックでした。特に、ホラー映画やSF映画を制作していた American International Pictures(AIP) で音楽制作活動を行いました。
マリオ・バーヴァ(Mario Bava) 監督の映画『血ぬられた墓標』(BLACK SUNDAY、1960) 、サミュエル・Z・アーコフ(Samuel Z. Arkoff) 制作のSF映画『空飛ぶ戦闘艦』(MASTER OF THE WORLD1961) 、ロジャー・コーマン(Roger Corman) 、ジェームズ・H・ニコルソン(James H. Nicholson) 制作の一連のエドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe) 原作の作品、映画『アッシャー家の惨劇』(HOUSE OF USHER、1960) 、映画『恐怖の振子』(THE PIT AND THE PENDULUM、1961) 、映画『黒猫の怨霊』(TALES OF TERROR、1962) などがあります。
Les Baxter は1996年、73才で亡くなりました。