メチャクチャ可愛いいお声
2023.09.04
今回は Susan Webb を再度取り上げます。
Susan Webb については、以下で既に取り上げています。
Magic Voicesシリーズ / Susan Webb
それでは Susan Webb の1975年にリリースした唯一のアルバム『Bye Bye Pretty Baby』から5曲程聴いていきましょう。兄の Jimmy Webb はプロデュースとアレンジでこのアルバムに関わっています。
それに先立って、Susan Webb の兄、Jimmy Webb の1971年のアルバム『And So: On』のA面1曲目に収録されている以下の曲を聴いてみます。バックボーカルには "The Good Sisters" とクレジットされていますが、メンバーの1人は Susan Webb だと思われます。
Met Her on a Plane (Jimmy Webb) / Jimmy Webb (1971)
それでは Susan Webb の1975年にリリースした唯一のアルバム『Bye Bye Pretty Baby』から5曲程聴いていきましょう。
A Case Of You (Joni Mitchell) / Susan Webb (1975)
A Case Of You (Joni Mitchell) / Joni Mitchell (1971)
Joni Mitchell の1971年のアルバム『Blue』のカバーに当たる曲。Susan Webb は1974年の Joni Mitchell のアルバム『Court And Spark』で David Crosby と一緒にバックボーカルをしています。その流れで Joni Mitchell の曲を取り上げたのだと思いまます。
オリジナルの Joni Mitchell のバージョンも合わせて。
Tragedy (Fred Burch-Gerald Nelson) / Susan Webb (1975)
Tragedy (Fred Burch-Gerald Nelson) / Thomas Wayne with The DeLons (1959)
1959年、Thomas Wayne with The DeLons が歌った曲のカバー。曲を書いたのは Fred Burch と Gerald Nelson で Elvis Presley などにも楽曲を書いていた人達です。この曲は後に Brenda Lee、Paul McCartney も取り上げた曲です。
今回はオリジナルに当たる Thomas Wayne with The DeLons のバージョンも合わせて。
For You (Susan Webb) / Susan Webb (1975)
Fingers (Susan Webb) / Susan Webb (1975)
Susan Webb はこのソロアルバムで3曲自分で楽曲を書いています。その内この2曲を。本アルバムは兄の Jimmy Webb がプロデュースとアレンジを行っていますが、楽曲の提供はありません。Susan Webb の書く曲は Jimmy Webb に負けず劣らずちょっと複雑で繊細な曲を書いています。
Bye-Bye Pretty Baby (Jack Gardner-Spike Hamilton) / Susan Webb (1975)
Bye-Bye Pretty Baby (Jack Gardner-Spike Hamilton) / The Broadway Nitelites (1927)
最後にアルバム表題曲の "Bye-Bye Pretty Baby" を。これはもうメチャクチャ可愛いいです!可愛すぎて何度もリピートしてしまいます。
オリジナルは恐慌前、チャールストンダンスなどが大流行りだった頃の曲で、1927年に The Broadway Nitelites というバンドがレコードリリースしています。
* Susan Webb の唯一のアルバム『Bye Bye Pretty Baby』 (1975)
(富田英伸)