It's A Poppin' Time

LP RVL47012 1978.5.21 RCA/RVC
CD R30H10012 1986.1.25 RCA/RVC
CD BVCR70123 1990.9.21 RCA/BMG
CD BVCR86012 1997.6.4 RCA/BMG
CD BVCK370067 1999.5.21 RCA/BMG





1-1.
スペイス・クラッシュ (Space Crush)

山下達郎 山下達郎
2.
雨の女王 (Rain Queen)

山下達郎 山下達郎
3.
ピンク・シャドウ (Pink Shadow)

岩沢二弓 岩沢幸矢
4.
時よ

吉田美奈子 吉田美奈子
5.
シルエット (Silhouette)

山下達郎 山下達郎
6.
ウインディ・レイディ(Windy Lady)

山下達郎 山下達郎
7.
素敵な午後は

吉田美奈子 山下達郎
8.
ペイパー・ドール (Paper Doll)

山下達郎 山下達郎
9.
キャンディ(Candy)

吉田美奈子 山下達郎
2-1.
エスケイプ (Escape)

山下達郎 山下達郎
2.
Hey There Lonely Girl

Earl Shuman Leon Carr
3.
ソリッド・スライダー (Solid Slider)

吉田美奈子 山下達郎
4.
サーカス・タウン (Circus Town)

吉田美奈子 山下達郎
5.
Marie

山下達郎 山下達郎

 ソロ3枚目となるライブ・アルバム。1978年3月8日、9日に、東京・六本木ピットインで、ライブ・レコーディングされた。今では死語となったが、当時は"クロスオーバー"というジャンルが支持されていた時代で、そうした時代を象徴するかのように一流のセッション・ミュージシャンが参加している。
 ライブ・ハウスによってライブの雰囲気は違うものだが、本作では六本木ピットインにふさわしい演奏を聴かせてくれる。また、全14曲中、この時点での新曲は全て作詞が達郎自身というのも興味深い。カヴァー曲はブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」、吉田美奈子の「時よ」、ルビー&ロマンティックスの「Hey There Lonely Girl」の3曲。どの曲も名曲中の名曲。まさに、ライブ・ハウスならではの選曲に酔いしれる。「ピンク・シャドウ」は、コンサートでも演奏されており、人気のある曲。このアルバムでしか聴くことが出来ないのが残念である。圧巻なのは「エスケイプ」。メッセージ性の強い歌詞を存分に歌い上げ、まさにライブ・アルバムならではの長時間の演奏に、どっぷりと引き込まれる。
 ここで展開されている演奏は今では聴くことの出来ないスタイルであり、再びこのようなライブが演じられるのを望むファンは多い。(笹川健一)

 

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