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On
The Street Corner 2 |
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LP |
MOON25004 |
1986.12.10 |
MOON/ALFA |
CD |
30XM26 |
1986.12.10 |
MOON/ALFA |
CD |
WPCV-10031 |
2000.1.26 |
MOON/Warner |
LP |
WQJV-102 |
2000.2.25 |
MOON/Warner |
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1. |
Amapola |
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Joseph M. Lacalle
& Albert Gamse |
2. |
Ten Commandments Of Love |
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Marshal Paul |
3. |
So Much In Love |
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William Jackson,
George Williams & Roy Straigis |
4. |
Make It Easy On Yourself |
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Teddy Randazzo,
Bobby Weinstein & Sol Meshel |
5. |
My Memories Of You |
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Raoul Cita |
6. |
Heavy Makes You Happy[Bonus Track] |
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Jeff Barry &
Bobby Bloom |
7. |
Will You Love Me Tomorrow[Bonus Track] |
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Carole King &
Gerry Goffin |
8. |
Chapel Of Dreams |
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Billy Myles |
9. |
You Make Me Feel Brand New |
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Thom Bell &
Linda Creed |
10. |
I Only Have Eyes For You |
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Al Dubin & Harry
Warren |
11. |
Silent Night |
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Franz Gruber &
Josef Mohr (arr.T.Ymashita) |
12. |
White Christmas |
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Irving Berlin |
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同シリーズの前作から6年の歳月を経て発表された、一人ア・カペラの第2弾。その大半は、彼の肉声だけを何度も積み重ねた多重録音によるコーラスである。彼のファンならずとも、それだけで充分に聞く価値のある1枚。
本来彼の最も愛するドゥーワップのハーモニーが中心であるが、ここに収録された曲の中には、2曲のクリスマス・ソングがある。それがフォー・フレッシュメン・スタイル(男性4声のオープン・ヴォイシング)によるアレンジである点も見逃せない。このスタイルは、革命的でかつコーラスの進化はこれで極限にまで達したと言わしめたほど、複雑で超絶技巧とも言えるハーモニーである
。ドゥーワップによる3声のコーラスが持つ根源的な響きに加え、さらに技術的には数段上のハーモニーをも楽しめる盛りだくさんの内容となっている。
このシリーズは、彼がステージで歌う為に少しずつ創り上げてきたものの集大成としてアルバム化されたものであり、ステージで自らの声をバックに歌う彼の一人アカペラを聞いた人は、もうその虜になってしまう。ただ彼の言葉を借りれば、コーラスは本来複数の人の肉声で作り出すものであるから、時に彼がステージ上でメンバーと共にアカペラを歌うときの表情には至福の瞬間を感じさせるそれが垣間見える。"声"という楽器の素晴らしさを、私達の心に刻み込んでくれる絶品の1枚。それが『On
the Street Corner』。
2000年1月『On The Street Corner 3』のリリースを機にデジタル・リマスターを施され、ボーナス・トラックとして、このアルバムのアウト・テイクだった
The Staple Singers の「Heavy Makes You Happy」、Carole King の不朽の名曲「Will You Love Me
Tomorrow」の2曲を加え、ジャケットも一新されて再発された。
(管埜孝紀) |
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Re-Mix & BounusTrackとして6、7を加え2000/1/26に再発。 |
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