まりやさん、こんにちは。初めてお便りします。 12日の武道館でのライヴ、主人と二人で行きました。まりやさんが歌っていらっしゃるのを初めて生で拝見しました。同じ舞台に達郎さんもいらっしゃるのを見て、15年前、達郎さんファンの私とまりやさんファンの主人が、結婚した時お互い持って来たレコードを見て、複雑な気持ちになった事を思い出したりしました。
まりやさんがMCで、「女性が仕事を続けていくと言うのは、いくら時代が進んでもまだまだ無理があったりする時代だけれども、自分の場合は応援してくれる人がいるから頑張れる…」と、話されていたのは、自分のしたい事、好きな事をし続けるのは大変だけど自分の為に頑張って行こうよっていうメッセージに受け取りました。主婦は家族のペースに流されがちですけど、「私の人生は私が生きるんだ！」と言う気持ちは心のどこかに置いておきたいと思っています。更にまりやさんの口からそういう言葉が聞けたことで、私の大好きな達郎さんからおまえはそれでいいんだと間接的に肯定して貰えたような錯覚さえ覚えました。
あの日、一番素敵で忘れられない一曲になったのは「プラスティック・ラブ」でした。まりやさんの迫力のある歌に加え、あのラストの掛け合いの素晴らしかったこと！アカペラの「リンダ」も印象的でした。ほんのちょっぴりコーラスをかじってる私にとって、あれは憧れです。いつかはあんな風に出来たらいいなとゾクゾク鳥肌を立てながら聴いてました。
そしてこのライヴ、何よりの収穫は今までCDで聴いていたまりやさんと、SSB の夫婦放談で楽しませてくれていたまりやさん、映像や写真で見ていたまりやさん、自分の目の前で歌っているまりやさんが凝縮されて一つのまりやさんになったことです。一挙に距離が狭まったとでも言うんでしょうか。
年内に出る予定の新しいアルバムがますます楽しみになりました。そしてまた新曲をひっさげてライヴやってくれるのも、首を長くして待っています。

では