拝啓　竹内まりや様

　18年7ヶ月振りのコンサートどうもお疲れ様でした。東京・大阪の全日程を終了し、レコーディング終盤戦に向け一息ついているところではないかと思います。
　大阪城ホールで行われたライブ、拝見しました。私にとってまりやさんのコンサートは初めてのものでしたが、18年のブランクなど全く感じさせないパワフルな歌声に圧倒されっぱなしで、本当にあっという間の楽しいひとときでした。最初の方こそ多少緊張してらしたのか、ぎこちない感じでしたが、曲が進むにつれリラックスした伸びやかな声になりライブは最高潮を迎えました。
　何とも言えない穏やかな空気があの大きいホールをそっと包み込み、まりやさん、達郎さん、ファンのみなさんと共有しているこの一瞬ってなんて幸せなんだろうと、心の底から思える素晴らしいコンサートでした。
　一々挙げると切りがないのですが、感銘に残ったのはなんと言っても達郎さんとのデュエット「Let It Be Me」。SSBの夫婦放談でお二人がデュエットされているのを耳にし、是非、生でこの眼で見てみたいなぁと以前から思っていたので、感激ひとしおでした。
一生忘れられないコンサートとなりました。
　MCの時、何度もスタッフのおかげ、家族のおかげと口にしていらっしゃいましたが、まりやさん自身も母、妻、そして歌手の３足の草鞋を履いてこられたわけで私なぞが想像するに及ばない苦労、苦悩があったと思います。しかし、それでも歌手の道を捨てず、多くのファンを魅了し続けてきたまりやさんに心より感謝の意を贈りたいと思います。今後も達郎さんをアゴで使いつつ(笑)、素晴らしい音楽をマイペースでいいから聞かせてくれたら幸いです。
　アルバムのレコーディングもあと一息のようですね。楽しみにしております。また、コンサート・ツアーも期待しております。
　我儘を言わせていただければ是非九州にも足を運んでください。九州のまりやファン共々お待ちしてま〜す。